CPD制度が いよいよ始まります!

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いよいよ開始します!「継続能力開発(CPD)制度」
(機関誌「北海道建築士」第140号から)

 「専攻建築士制度」と「継続能力開発(CPD)制度」は,平成13年の全国大会(宮城大会)において,全国の建築士会が一体となって推進する新たな資格制度として創設しようと,日本建築士会連合会がその骨格を示したもので,建築士会が日常的に自己研鑽に励み,常に最新の知恵と技術で,社会の要望に応えてきている建築士の集団であることを宣言し,社会的評価を獲得しようとするものです。
 それ以降,様々な検討が繰り返され,昨年11月には,連合会が先陣を切ってCPD制度の開始を宣言したことを受け,全国各地の単位士会においても,実施に向けた活発な動きが見られています。既に,連合会発行の機関誌「建築士」では,2003年2月号の連載講座などでも自習型認定研修の単位取得が可能となっており,単位取得の証となるバーコードを手にすることができます。
 北海道建築士会では,この制度に本格的に取り組むため,平成15年度に「専攻建築士制度特別委員会」を発足させ,現在,CPD制度の実施に向けて着々と準備を進めているところです。本委員会では,CPD制度の早期開始が,会員にとって有益であることや,実施に向けて会員の十分な理解を得られるような手順が必要であることを踏まえ,全会員の参加を目指して,次のスケジュールで取り組んでいます。
 まず,CPD制度の本格開始にあたり,7月から8月にかけて,道内の主要都市を舞台に,会員を対象にした説明会の開催を予定しています。この説明会では,CPD制度への参加申し込みから証明書の発行までの一連の手続きや,単位数の算定基準,CPD制度が果たす役割など,新たな制度への参加に欠かせない情報を提供することに重点を置いて解説を行い,説明会の終了後には,会場でCPD制度への参加登録を受け付けることを予定しています。この時,北海道建築士会で初めてCPD制度の参加者が生まれることになります。
 次に,CPD制度の開始により,集約される会員の実務実績や研修状況について,ホームページ等を通して「北海道建築士会が社会に対して自信を持って推薦する建築士」として積極的に公開していきたいと考えています。その準備として,今年10月を目途に,賛同する会員を募って「会員情報の公開実験」を行いたいと考えています。このような情報の公開が,真面目に業務に取り組み,そして,そのための努力を怠らない建築士を,他の怠惰な建築士から峻別するための手立となると考えています。

 これから始めようとしているCPD制度は,社会的な評価を獲得するという目標を持って,継続的な能力開発に取り組み,それを社会に明示していくことを目的とするもので,我々建築士会が初めて,自らの意志で取り組む自主制度です。このCPD制度に参加するメリットは,誰かが与えてくれるものではなく,参加しているみんなで作り出していかなければなりません。参加する者みんなが,自ら他の者との差別化を図り,それをメリットとしていく努力が必要です。それが建築士会全体のレベルアップにもつながるのではないでしょうか。

 みなさん! まずは,CPD制度に登録を!