平成13年9月10日から始まった、官民の勉強会「函館街なか居住促進研究会」が、昨年の11月10日に終了した。今日、平成16年1月19日その報告書と提言書を函館市に提出し、都市建設部長と懇談した。
2年2ヶ月、月1回ペースの22回の全体会議、3グループによるヒヤリングを含めて地域へ5回のワークショップ。仕事を終え夕方7時からの会議、帰途につくのは9時30分、無報酬の手弁当のまちづくり会議である。
建築士や建築家が住民のアドボケイターとなり、自分達にも町づくりに、そして自分達の町に責任をもつ事を住民と一緒に考えてきた。街なかに人を戻す事
は、現在の経済状況では口で言うほど簡単ではない。長い時間良く頑張ってまとめたなと思うわけだが。
このような自主的な勉強会は建築士会継続能力開発(CPD)制度のプログラムには、基本的に該当するものはない。何故なら建築士会が主催していないからだが、中身は住民の信頼に値する建築士の活動だと考えている。CPDの単位より重い。
町づくりの取り組みは建築士である以上、自分と自分の町とに直接的にあるいは間接的に関係している。自分の町が好きか嫌いかを問い、好きで有ればもっと
好きになるように、嫌いで有れば好きになるための手立てをしなければならない。町への愛情が有るかないか、その町で生きる建築士のバロメーターのような気
がしている。
けしてCPDだけの専攻建築士にはなってはいけないのだと。 |