(社)北海道建築士会函館支部
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支部長 年頭のことば
がんばれ!地元の建築士
平成21年1月4日
(社)北海道建築士会 函館支部長 山内 一男

 平成21年の新しい年を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 昨年11月28日建築士法が改正された。その内容は、建築士の資質・能力の向上です。二つ目は、高度な専門能力を持つ建築士による構造設計・設備設計の適正化。三つ目は、設計・工事監理業務の適正化と建築主への情報開示。四つ目は、事務所協会による自律的な監督体制の確立。五つ目は、再委託の制限が柱となっています。
 具体的には建築士試験の受験要件がシビアになり、CPDの取り組みが重要となる。さらに建築士は3年ごとに定期講習を受け能力の向上に努めなければならない。そして一定規模以上の建築物の設計には、構造設計・設備設計一級建築士の関与が義務付けされ、「法適合確認」の証明がなければ建築確認申請が受理されない事となる。又、設計・工事監理契約前に重要事項説明の義務が負わされ、業務の一括下請に制限が加わったのである。
 「100年に一度」という金融危機と重なり、建築士の仕事環境は今年も一層厳しいものとなると考えている。しかし、生活者は安全・安心で豊かな社会の実現を望んでいる限り、その付託に建築士は建築主に応える事から始めていかなければならない。歴史・風土に根ざした街づくりや、地球環境に対応した住まいづくりも身近な所から進めて行く事が大切である。
 人口が減少し、ストック型社会への転換が言われている。確かに大量生産・大量消費の時代ではない。地産地消を叫ぶように、地元で特技・特徴のある企業が少量でも良質なものを提供する事、付加価値を高めることによって生き残っていく気がしている。その事をアピールして、仕事を作って行く時代なのだと思っている。
 建設業・設計業・建材業等が、地域にとって大切な普通の産業であって、建築士である事の誇りと自信を取り戻したいと願っている。
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