2001年  まちづくり活動奨励制度
  第1回 「まちづくり活動奨励」  報  告

北海道の各地では、青年や女性を中心に地域に根ざした様々なまちづくり活動が展開されています。
しかし、人材・資金・情報不足などの悩みを抱え、苦労しながら取り組んでいる活動やこれからどう取り組んでいこうか躊躇している団体も数多くあると思われます。
そこで、それらの活動を支援すべく2001年6月に北海道
建築士会「まちづくり活動奨励制度」が創設されました。
年度は年度途中のスタートでしたが、
3つ活動団体に対して奨励金の助成が行われました。

 

 □ 応募の結果

[1] 応募件数       5 件
[2] 助成件数       3 件
[3] 助成金額      20万円
 

 □ 奨励対象活動
[1] 「日本国北辺南洋住宅比較文化論の研究」 滝川・名護交流研究2000 10万円
北海道の住宅づくりは、寒地技術の確立より快適な室内環境を実現したが、定型化やライフスタイルの喪失、地域や家族間の関わりの希薄化という課題を抱えている。
「住まう」の概念から住宅づくりを考え直したい。
北海道とは対極にある自然・文化をもつ名護の建築士会と住宅史・住宅づくりから生活文化まで、比較交流研究を推進する。

[2] 「古建築調査 武佐地区」 中標津支部  5万円
地域建築文化の保存と調査。
地域における貴重な古建築を調査し、データー及び書類として保存する。

[3] 「歴史・追分街道景観形成 基本構想策定事業」 檜山支部  5万円
桧山地方の歴史を活かした国道景観の在り方について、調査・研究し、本年度は、江差愛宕町から柏町区間をモデルに基本構想を策定する。
 □ 応募の審査

応募された活動の審査は、まちづくり委員会で行われました。
奨励制度で提示している条件を満たしていることが第一ですが、他の資金的援助の有無・支出項目の妥当性・公益性の度合い・活動における建築士の位置づけ・活動の将来性・地域性や地域貢献度などを審査項目として、公平で公正な中で行われました。
新規事業ばかりではなく、ここ数年継続している活動や同一支部から異なった活動に対しての申請もありました。
結果、3つの活動団体に対して奨励金の助成が行われました。


「まちづくり活動奨励制度」の概要および申請書は、HAB−net上に公開されています。